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食いそうで食わない?

ボララスなどの極小型な熱帯魚と赤系水草、そしてエビとドワーフザリガニとラムズのコミュニティタンク(混泳水槽)の記事になってます。 とくに、魚の病気の治療と予防、コケ防止(藻類の抑制)、赤系水草の色揚げを無理のない方法をさぐり実践中!

レッドラムズホーン

かなり美しい貝です。コケも食べます。

だからいいことづくめ??

エサは魚用のエサでも増えます。

どうしても短期間に増やしたいときだけ底床にばらまけばいいかも。

うちでは水槽に皿を沈めて、他の生体のために沈下性のどじょう養殖研究所 グロウCとからんちゅうベビーゴールドを落としていますので、おこぼれで増えやすいです。

数ヶ月前に入れたミロネクトンが原因でコケだらけなってしまったのち、水草をバッサリカットして、砂利の中にイニシャルスティックを数本つっこんで2週間ぐらいになりました。



ラムズホーンはコケを葉っぱごと食べてます。

サカマキガイより大きいからコケを食った感がハッキリ出ます。

サカマキガイなみに動きが早いですが、しっかりコケの所で停止して口を動かしてます。

葉っぱは硬くて食べられないという情報もありますが、ハイグロフィラのようなやわらかい葉の場合、コケむした葉っぱは、たいていダメージをうけて溶けかかってるので一緒に平らげることになるみたい。

コケにやられて溶けかけた葉は温存できないのです。


あんまりコケがついてない葉は比較的スルーされています。
ちょっと穴が開く程度(これはサカマキガイの仕業もありそう)。



とはいえ葉っぱだけを綺麗に残してくれることは稀なので、こういうコケ取り生物でコケ対策するのはお勧めできません。

うちでは成長の早い水草を多めに植えてスポットLEDを当てて育て、強光育成と部分遮光するのが一番効きます。

食べて分解してもらうと別の場所にコケが再発するし、コケの要求する栄養をほかで固定してもらってコケが増えられないように再発防止するほうが景観は綺麗になりやすいです。


写真が奥が明るくて手前のミクロソリウムのあたりが暗いのは部分遮光しているからで、弱い光を好む陰性水草(葉緑素が濃い水草)を遮光することで最適環境となり、綺麗に保ちます。

遮光の仕方はスポットLEDをずらす以外にも、大きな水草や流木の下に陰性水草を置くなどの方法が考えられます。



やっぱりラムズは鑑賞用。

葉っぱの食い荒らし方はご愛嬌ってことで。


貝殻が白濁するのもご愛嬌。貝殻にコケがつくのもご愛嬌。

生き物なので欠点はありますよね。



色が汚い個体が出るのもご愛嬌。


異常な増え方もご愛嬌。

これ、1匹買っただけですので(…ぇ)





他の個体からもらった遺伝子を体内にためてることがあるんで一匹でも増えるんです。

一匹買ってから一ヶ月ぐらい増えなかったとしても、安心できませんぞい。




間引きが必要なのです。

かわいそうで間引きができない人は、そのうち美しさを鑑賞することもできなくなります。

混血が進むから綺麗じゃない個体が多勢になっていくのです。

餌の余り具合が多いほどラムズが早く増えるので混血の進みが早くなります。

赤くない個体が増えてくるのに半年~1年ぐらいな感じです。



黒に近い赤の個体

もしも最初に購入した個体が微妙な奴だったとしても、しばらく増やしてから綺麗な個体だけを残すようにすれば、綺麗に鑑賞できます。
うちでは綺麗な個体が届き、2世が微妙なのと赤いのが半々といった感じでしたが、赤いの以外間引いていたら写真のように比較的綺麗に鑑賞できるようになりました。
 

色違いを同じ水槽に揃えないことに
ピンク、青、ワイルドと美種がそろっていますが、うちは赤一色しか入れないです。混血すると色が落ちると思うので。


硬度が下がってきたぞ
うちでは餌食いの悪い種類がいるので、わざと残るように撒いてあるため、餌が皿に溜まり、ラムズがたかってジャンジャン増えるので、数ヶ月に一度、多めに取り出してきました。

当ブログの古いページでは硬度が高いと報告していますが、現在GH、KHとも一ケタ台。サンゴ砂の欠片はもう見当たりません。

ラムズが貝殻を形成するために、水中のミネラルを固定していく、それを人力で取り出すサイクル
で硬度が下がってしまったのかも。

育てる水草によって好都合、不都合いろいろあるかもしれませんね。


注意ですが、間引いた個体を、近隣だけでなく排水溝やトイレにも捨てないで。

野生化して問題起こすかも。

おすすめの捨て方は燃えるゴミに出すか貝食性の生体のエサにすることでしょう。

アベニーパッファーとかトーマシィが貝を食べるので有名ですね。



だけど一緒の水槽に入れたら綺麗な固体もやられて鑑賞どころじゃなくなりそうなので、間引いた個体を別の水槽へ入れて、そこでアベニーとかを飼うのがよさそうです。


奥の底面のピンク色に輝くものは白いヒーター管。

こう写った原因は、照らしているスポットLEDの配分が特殊なものになっているのと、ヒーター管を照らしてしまっている設置ミス(笑)、あと写真の撮り方の都合でこのように。

葉っぱと貝を綺麗に写るように撮影したときに、明る過ぎるヒーター管がつぶれて写ったもの。

肉眼ではこういうことはおこりませんが、カメラには明暗の差が捕らえきれないようです。


 
たまに貝殻の中にたまった空気で浮遊する奴が。



サカマキガイと違って水上には出たがりません。

人間でも一度プールに入ると休憩タイムに出てきたがらないのがいるでしょ?

いないか。





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