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食いそうで食わない?

98年からアクアリウムを始めました。熱帯魚と水草そしてエビとカエルとラムズのコミュニティタンク(混泳水槽)で試行錯誤した結果をブログ記事にしています。

微量ミネラルでコケだらけの巻

塩浴と薬浴で弱った水草を立ち直らせつつあった6月から10月現在まで、ヒゲ状のガビガビな緑色のコケが水草について蔓延。2014.12.3追記

ヒメツメガエルとラムズホーンのツーショット。


こういう浮き方をされると死んだのかと思ってしまいます。

つられて白濁したように撮影してしまいました。




今回の本題はカエルさんじゃなくて、写真奥の綿毛状にふわふわになった水草たちです。

(写真のようなラムズの赤さをLEDで出すには種類を厳選する必要があります。理屈はLEDの光って何だ?をどうぞ。3波長蛍光管でもちょっと出せない色が出せるようになります。)


最近ラムズが赤い個体が多くなってきたので、知り合いに自慢したいところですが、これじゃ誰にも見せられない



※これは地球の映像です。



ちゃんと地球の一部です。



もとの地球はこんな感じ。



ベストコンディションではないけど0.5%塩浴で弱った状態から
立ち直りかけているところでした。



それが、ラムズのがんばりもむなしく。


水槽内の日陰者といわれる弱者、藻類が。


水草の頂点の、生えたての新芽までも覆い尽くす猛威。



普通ならリセットものですね。


 
しかし、これをリセットするのも記事的におもしろくない。



せっかくの猛威なんで(ぇ)、
このまま再生させるなり崩壊させるなりしたほうが面白い記事になりそうです。



…いやもう崩壊してるか。どこのガミラス星だかわからんけど。


だいたいの流れ
5月 塩浴で弱った水草が溶けて、アオミドロが増える
   
6月 換水で塩分がなくなる
   
7月 水草が元気を取り戻す
   水草の成長力でアオミドロへの養分供給が足りなくなり消える
   
8月 写真の緑色のコケが出てくる
   
9月 最初は茎についていたが葉を覆うようになり、ついに新芽までも覆うように
   
10月 コケが増えていくのを眺めた(ぉぃ)


覆われた水草はロタラとハイグロフィラなので
成長は早い種なので、成長速度がコケに負けるというのが不思議でした。


水草の残骸を吸い出した
水草の残骸がやわらかくなってきたので、

あらかた吸い出しました。

換水も兼ねていますので、水質的にもコケの養分を減らすことができます。



消えないコケの不思議
とうとうこれでコケの勢いもなくなるかと思いきや、
それから一週間経っても、コケが出続けます。

そして上のように新芽まで覆い尽くされました。

なにより水草の残骸が一番多かった時期とコケが増え始めた時期が、
1ヶ月以上ずれてます。

だからほかにも原因があるに違いないのです。


原因は水草の残骸なのか
塩浴後に枯れた水草の残骸を放置したせいだと思っていましたが、その時のコケ発生はすでに収まっています。

下の写真が塩浴が終わって数週間たった6月中旬ごろでアオミドロがたなびいています。

同じ6月中には下の写真のように収まっています。


そのあと一ヶ月以上たってから例のコケが異常発生。

勢いがすごすぎるため、ほかにも原因があるとしか。




導入時期が重なる奴が犯人だ
脱窒したせい(去年の暮れから開始)か、スポットLEDライト(2年前から導入)のせいか。

コケが出始めたのが今年6月以降。

導入時期から考えたら除外対象ですね。




エネルギー保存の法則で考えて、
塩浴時に溶けた水草量以上のコケを出せるわけがありません。

だから水槽に何か入れたせいだな、と思ったのが10月。

それまで意味がわからず、ただ眺めていました()




そういえば何か水槽にドボンしたなあ。





 コレ。



ヒーターの枕になっている石(枕にしたつもりがちょっと浮いているけど)。


スリーエスヒーターの唯一の欠点、気泡対策のために斜めにしています。

何ヶ月かで下の溝に気泡がたまってきてしまうことがあるのです。


その下に置いてあるやつです。



たぶん5月~7月ごろドボン致しました(時期をはっきり思い出せず)。



その名はミロネクトン。


微量ミネラルたっぷりの石です。


ミネラル補充で健康になるんじゃないの?

じゃあ原因ではなさそうだ、としばらく放置。



その間も見る見るコケだらけに。



で、あるテレビの自然紀行番組を見ていたら、
気になるナレーションが流れました。



ある内海の湾内の底でのこと、

海底から湧き出る湧水は、山からつづく清涼な地下水脈からのものだそうで。

なんでも山の湧水はミネラルたっぷりだそうで、

その湧水の周りでは、海苔などの藻類がよく繁茂する、

という内容のナレーション。




いーねーミネラルたっぷりって。

自然の恵みですな。

海苔などの藻類がよく繁茂するって、食い放題だし。




ん? あんだって?




ミネラルたっぷりだと藻類が繁茂するってやばいんじゃないの!?


水草や魚が健康になるならと思って入れていたのに、

コケという水槽の日陰者が健康になってるのかー!




というわけで、先週取り出しました。



頂点の新芽に注目して見比べてください。



上:取り出す前 下:取り出した後

新芽が覆われなくなりましたね。

このまま行けばリセットしなくても
年末あたりにはもとに戻るんじゃないでしょうか。

水草が体力を取り戻してきたら根元付近からバッサリやるつもりです。
そうすると、綺麗な草だけが再生すると予想。

スポットLEDを照らしているので、光が強いから草はいずれ回復しますよ。

なんて、さあ本当にそうなるか。株が古いから。
  


もしも、ミネラル補給のために
コレを入れるなら数日で取り出したほうがいいですよ。

ただ、ラムズホーンとかビーシュリンプ主体ならコケがたくさん出るので餓死防止にはなるかも。

オトシンネグロはこのコケを食ってませんので、普通のオトシンクルスも食わないかも。



もうひとつ。
コレが入ってる間に、グラスキャットが、カラムナリスによる尾ぐされ病を再発しました。

したがって生体が健康になるとか、病気予防などが期待できるものとは思えません。

尾ぐされ病はエルバージュ規定量投入で3日程度で直りました。
塩を入れなかったので、そのまま色素が消えるまで換水しませんでしたが、
水草は溶けないですみました。



残念ながらエルバージュ投入でコケが消えることもありませんでした(涙)



というわけで、コケむした原因を作った真犯人はミトロ…、ミネクロ…あんだって?


一ヵ月後

ながーい茎は、ラムズがコケとともに葉っぱまで掃除したために坊主になったものです。

左奥は、コケに覆われた茎を切ったもので、根が元気ならまた生えてきます。

なぞの石を除去してから一ヶ月ほど経過して、頂点を覆うコケの猛威が衰えたので、なぞの石が原因だったのはハッキリしました。

藻類の一部は一種のバクテリアだったりするわけですが、バクテリアというのは、地球どころか宇宙のいろいろな環境に適応している(地球では熱水鉱床とか地中深くに、宇宙では土星の衛星にもいるとささやかれている)とも言われるし、どんなバクテリアがどんなミネラルからエネルギーを取り出す特技がある(分裂、成長する)か。

こういう信じられない特技をもった奴らが「極限環境微生物」にはいっぱいいるのだそうで。

9月の記事の脱窒菌も「極限環境微生物」の一種です。

だから今考えれば、多種のミネラルを多量に供給する石(ミロネクトンは泥の塊)はコケの原因になっても全然おかしくはないです。

けど、まさかコケだけ元気になるなんてのは想像の埒外でした。

ラムズもコケを食べて元気な気はするかな。

あれから二回換水して、過剰な微量ミネラル分が薄まったのと、水草も根元からカットしたので老化した部分が減って、若い茎が生えてくれば免疫が強い場所が多いから、水草には以前ほどコケがつかないでしょう。

しかしまだまだ底床にもコケが生えています。ミネラル分が減ったとはいえまだ残留しているのかも。

そろそろ水草を急成長させないと残ったコケが目立つことに変わりない状況です。

脱窒が利き過ぎて、硝酸塩濃度(6in1で0.25)が低いので水草の成長が止まっちゃってる感じ。

写真右の方にも覆われたままの草を残しているので、このへんをカットして、底床肥料をさしこんでやろうと思っています。










2014.12






コケが欲しがる養分を減らすため水草を増やして対応しようと何種か購入しました。
このうち育つ種だけを増やすことになります。

それまでは適応できず溶ける水草が出るから、溶けた水草が固定していた養分が分解されコケに栄養が回るため、まだまだコケが出ると予想。

水草を植える際、底砂に混ぜたイニシャルスティックが粉になって飛び散り、泥ごと吸い出すことに。

そして泥が減りすぎて脱窒しなくなり、硝酸塩濃度があがって100ppm前後。

pHが低くて6in1では測れないので、サンゴ砂を数粒入れてpHを上げる作戦が裏目に出て成長しなくなる草種が続出。


2015.2

写真左は電球色ビームランプ。黄色くて写真写りが悪い(設定によって)けど見ている本人は落ち着くなと感じています。

元からあるハイグロフィラと新たに加えたジャイアントアンブリアが勢いづき、他種は停滞中。
トロロ状コケが出ています。さらに水草追加。

溶ける水草と定着して成長する水草のバランスが変わってくるまでトロロ状コケが出続けるようだけど、ミロネクトンを入れていたときのような緑の髭コケは完全に出なくなりました。

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