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食いそうで食わない?

ボララスなどの小型熱帯魚と赤系水草、そしてエビとドワーフザリガニとラムズのコミュニティタンク(混泳水槽)のブログ記事になってます。 主に、生体の病気予防、コケ防止(藻類の抑制)、赤系水草の色を維持するという視点で無理のない管理方法を探っています。

【高ダメージ!】熱帯魚ヒーターとサーモ【冷凍&煮魚を防げ!】

熱帯魚のトラブルのワースト1がヒーターですね。
一晩で生体を全滅させたりするほどのダメージがあり、他のトラブルとはかなり毛色が違います。
だからヒーターとサーモスタットのいろいろな故障、不具合を想定して、そのまま生き物を全滅させてしまわないような設置の仕方を考えて実行しました。
ついでにヒーターを毎年交換する不経済も解決できるかも!?(2018.10.13追記、故障報告)

以前ご覧になっている方は、特に、つなげ方(改)の項をご覧ください。(2018.11.23改訂)

観賞魚をやめていくひとがいる
あるとき、ホームセンターのガラスカットコーナーで店員さんと話をしたら、ヒーターの誤作動で大事な生体を全滅させてアクアをやめた話を聞きました。

エビと言ってたので高温になったのでしょう、日本産ヌマエビだけでなくビーシュリンプなども低温に強いと言われているから、南関東でならまず死なないので。

あってはならない大ダメージ
ヒーターが切れたならまだしも、サーモスタットが壊れたとしか考えられません。

こんなことが本当にあるの?と耳を疑いました。

で、ネットで検索したら同じような話がぽつぽつと。

考えてみたら電気製品って、いつかは壊れますよね。

不良品かもしれないし、寿命かもしれない。



良品を選んでも
絶対安全と言えない


たとえ長年リコールもなく安定した製品を作っているメーカーを選んでも、自分の水槽だけは安全、とは言えません。

・トラブルが起きると大ダメージなので機種を安価さで選んではいけない
 不良品率の非常に高い国から買い付けただけの品も〇mazonには出てます…
・ヒーターは年一交換が推奨されている消耗品
買い替えで不良品に当たる確率もある
・不良品は何か月後(何日後)にどんな症状がおきるか想定できない
外出中のトラブル発生がこわい

寿命が予想できない【急に壊れる】
以前使っていたニッソーのサーモ付きヒーターは1998年に購入して、長年使用していましたが、2012年シーズン始めに、設定温度を上げて通電チェックしたらインジケータが点灯しなくなっていました。

予備としてサーモスタット一体型ヒーター(現行モデルニッソー プロテクトNEO ICオート 300W)を購入して取りつける最中でした(あぶねっ)。

ギリギリまでがんばってくれていたようですが、なんの前触れもないんですね。

設計寿命はワンシーズン(1冬)だった
どの観賞魚用ヒーターも「淡水1年、海水半年」で交換推奨と説明書にあり、不良品でなくとも定格寿命を迎えたら、その後いつ切れるかわかりません。

水中では腐食するからみたいですが、ヒーターには、電球のように寿命があるらしいですね。

ともかく安全のためには毎年買い換える必要があるみたい。

10年持つケースもあるのに、もったいない話ですね。

しかし安全のためなのに、外れの入ったクジを毎年引き続けるようなものです。
不良品に当たればダメージが大きいのだから困ったものです。

工業製品には不良品がつき物、というのを消費者が言うのも変ですが、ほとんどのメーカーの工場が中国に移転しているし、考えてみたら物理的に不良品率ゼロパーセントにできるわけがありませんね。

何かの製品を買ったら不良だったので対応してもらった経験がない人は珍しいのでは?

数十年アクアリウムをめでることになるなら、不良品で煮えるか冷めるか、これは避けられないのではないでしょうか。

だからトラブル発生を前提に
つまりトラブルが起きても水槽内にダメージが出ないように、サブで自動的にカバーする設置方法です。

そこで「ヒーター一個につきサーモスタット2重でチェック×2ライン」というものを考えてみました。



起こり得るトラブルを想定
「ヒーター1個につきサーモスタット2つ、それをもう一セット」
2014年のネットを見る限り、ここまで厳重な付け方を推奨している人は見当たりませんでした。

でもよく聞く2つのトラブルに自動的に対処してもらうには必要なのです。
外出中や就寝中のトラブル発生を考えれば自動的でないと間に合いません。

(1)高温になってもヒーターが止まらない

いちばん困るパターンですね。運よく火災にならなくとも、生き物は数十分で手遅れになるのでは。

原因はサーモスタットの故障で起きるわけで、さらに別のサーモスタットでオフにするしかないですね。

2つのサーモスタットを直列につなげば、ヒーター加熱のしすぎだけは防ぐことができます。


(2)ヒーターが加熱してくれないトラブル


これは生き物がぐったりするだけで1に比べればまだ取り返しがつくかもしれないですが、それでも寒冷な地方では生き物が全滅する危険もあります。

一番よくおこるヒーターの寿命が尽きたとき、
を防ぐだけならサーモにヒーターを2つつければ済みます。

ところが、
サーモスタットが壊れた場合、
2個のヒーターが生きていても、サーモスタットがヒーターをオンにできなくなります。

サーモスタットの故障は2通り、オンにならない、オフにならないの2つあるのです。

したがってヒーター、2つのサーモ、が2系統ないと自動的に対応しきれません。


だから2重サーモを2系統
これで解決!



見た目は邪魔ですが命は取返しがつかないので仕方がないのです。

LEDビームランプなど全体を照らさないライトにすればヒーターや配管などを照らさないことで目立たなくすることもできるし水草に当てれば調子もいいです(クリップソケットライトアームスライド 30〜60cm用かライトアームスライド 90〜120cm用が必要です)。

2018年12月両脇、うちのは目立ってますね。

スリーエスヒーターのヒートシンクが気に入ってます。左側のヒーターはまだ黒くて目立っていないですが、そのうち右側のヒーターのように味が出て剥げてきます。左端奥には3本の水温センサーが給水パイプの裏にあります。

つなげ方(改)
※メーカー推奨のつなげ方ではないことにご注意ください。自己責任で行ってください。


この図のようにつなぎます。

※追記:もしもですが、つなぎ方(元祖)の方で私と同様にサーモスタットの寿命が4シーズン程度だった方、大変申し訳ありません。お詫びします。

しかし、原因が特定できたわけではないです。温度設定のせいとは限りません。シーズンオフ中も、常にオンでしたが、常にオンだと消耗するかどうかも不明です。一応、常にオンでなくとよい設定に変えてみようかという段階です。私は念のため次のサーモスタットは機種を変えました。

常にオンではない子サーモも4シーズン程度で壊れていたので、これはないとは思うのですが一応。

同じ日に3つのサーモが壊れたわけではなく、生体などにダメージはありませんでした。

また、サーモスタットやヒーターの寿命を延ばすことが目的ではありません。寿命よりも安全対策を優先するべきだと考えています。なので故障や寿命でダメージがおこらなかったことは大成功であると思います。

とにかく次シーズンからの安全対策は以下のようにしていきたいと思います。

「改」の部分は、温度設定が親子とも同じ、もしくは子の方が高めにすることとし、どのサーモスタットも常にオンにはしないことにしました。

コンセント2のライン(サブ)の設定はコンセント1のライン(メイン)より低くして、メインが壊れた時に自動的に(低めの温度ですが)起動するようにとしました。両方同じ温度設定でもかまわないとは思いますがどれかが壊れたことが温度計見るだけでわかるようにしたかったのです。

メインラインの温度より水温が低ければメインラインのいずれかが故障、サブラインの温度より水温が低い状態になったらサブラインのいずれかが故障とわかります。

配線が多いから接続ミスが怖いですね。

実践
うちではこうしました。

ごちゃごちゃですね。追記:2014年当時の写真です。現在は温度設定とサーモの機種を変えています。

安全のため水槽より上にはてなフックで固定。

今回購入したパワーサーモはフックに掛けやすい大きさの穴がついていました。

普段はこの場所を自作フードで隠しています。

ランプだけ見えればいいので。エアポンプとコンセント類はみんな水槽より上にあります。

うちの水槽のサーモスタットはコトブキ ICパワーサーモ ET-300X 水槽用サーモスタットが2つと、ICオートネオというサーモ一体型ヒーターひとつで、合計4つ。

2018年追記:現在は
ニッソー シーパレックス 300 NEO サーモスタット1つ
エヴァリス EVサーモ300R 水槽用サーモスタット2つ
スリーエスヒートセット(予備に持っていた一体型ヒーター)1つ
スリーエスヒーター(2014年からの使用生き残り)1つ
を使用しています。
 ICオートネオは予備にまた残すことに
※消耗品ではないサーモスタットが4シーズンで3つとも壊れるのは良品とは言えないとの思いから、一応メーカーを変更しました。シーズンオフ中もコンセントにさしていたのでその分寿命が縮まったのだと思えば普通?かもしれないし、これから長く趣味を続けていくうちに答えは変わるかもしれません。

コンセント1→ET-300X(28度設定)→ICオートネオ100W(25度設定)(一体型)
コンセント2→ET-300X(28)→ET-300X(25)→スリーエスヒーター200W


サーモ接続OKなサーモを
ET- 300Xは「サーモスタットをつなげられるサーモ」です。今回のような対策には「サーモをつなげられること」が必要条件です(追記:コトブキの取り扱い説明による、2018年現在はとくに説明のないエヴァリスとニッソーのサーモを使用、説明書にもダメとは書いてないです)。

 2つのヒーターは、おととし買ったサーモ一体型のICオートNEO250W(現:ニッソー プロテクトNEO ICオート 300W)と、去年買ったスリーエスヒートセット200Wのヒーターです(サーモ一体型ではない、サーモ同梱タイプ)。

追記:4年後、サブとしてほとんど動作させなかったICオートネオはまだ使えるようです。





動作チェック項目
水温が28度以下ならサーモスタット1が常にランプ点灯、サーモスタット2の動作だけで設定温度を維持していれば正常としました。

夏はサーモスタット1の温度を超えて、ランプがすべて消えることもあるかもしれません。

夏も外さない
うちは夏でもヒーターは外しません。寒い日が来るときは急に来るので前もって設置しそこなうと白点病が出たりして面倒なので。

それに一度使ったヒーターを乾燥させると劣化したり割れやすくなるヒーターもあると聞きます。スリーエスは金属カバーだから割れないだろうけど。

追記:サーモやヒーターの寿命より安全と生体の健康を優先としています。

取り付けミスを回避するため
付け方が複雑なので、毎シーズン外して接続ミスするリスクを回避するにはつけっぱなしがいいと思います。

リセットや全換水などではコンセントを抜く必要がありますけどね。


逆に安い!!
ヒーターが壊れるまで使える!

海水はわからないけど、一つ故障しても2つ目が補ってくれるのでワンシーズン以上使い続ける際にも安全策になるので、毎年まえもって買い換えるより長期で見ると逆に安く上がる目算です。

追記:安さは考えたらいけないと思いました。また、バイメタル時代から比べれば、サーモが長持ちしない世代になっているようでもあります。

毎年交換しないから貧乏くじを減らすことはできますね。

ときどき試運転しないとダメですが。



ひと冬過ごした追記:一度もサブ設定のICオートネオの通電ランプがつくところをみませんでしたし、設定温度より低かったりしませんでしたのでパワーはスリーエス200W一つで十分でした(南関東)。

また、サーモスタット2重使用によるトラブルはありませんでした。少なくともETー300Xは2重使用に対応したとアナウンスのある機種です。

水量125リットル、室温5度程度の玄関。

フタ、目張りあり。外部フィルターとクーラーをつなげっぱなし(追記:クーラーの電源はオフ)。




◆◆◆4年後追記:サーモスタット3つともが、たった4年のうちに「オンにならない」方向で壊れたので、大変意外な短さで、発案者的に申し訳ないです。

ただ、肝心の生体の方にダメージはありませんでした。サブのラインのサーモスタットは約一年ほど後から壊れたのです。なので温度は保てました

オンにならない方向で壊れてくれたのは、意図的にダメージの少ない壊れ方をするような設計なのかもしれませんが、不良品に当たってしまうと逆のオフにならない形で壊れることもあり得るので、2重サーモスタットは必要だと考えられます。

親側のサーモだけ生き残ったわけではなく、ライン別に壊れたようなので、2重使用との因果関係もなさそうです。

さらに対策をプラスして、親サーモが常にオンになる設定にしない(効果は不明)、買う時期をずらす(生産ロットをずらす)、メーカーを「一つに絞らない」などしないと万全とは言えないですね。◆◆◆



ヒーターだけじゃなく電源にも注意
コンセントは水槽より上に
コンセントは地震で溢れた水槽水をかぶったらショートすることもありえますので、
図のように水槽より高いのが安全策の基本です。
 

コンセントと水面の高さが同じぐらいだと、東日本大震災のような長周期地震動でゆすられた飼育水がガラスブタの隙間から勢いよく飛び出すことがあったら、かぶってしまわないとも限りません。

プラグのホコリ掃除
タコ足配線は避けられないけど、それを高いところに固定することはできます。

そして定期的にコンセントに溜まるホコリを取って火災を防止します

火の玉が出る!
水でもホコリでもショート(短絡:二つの電極が異物でつながる)すると大変。

偶然そばで見ていた人によると火の玉のように大きなアーク(火花)が飛んで、壁などを焼いて火災になるようです。

そばに人がいて、すぐブレーカーを落としても壁に真っ黒い跡がつくぐらいダメージが大きい。

アークで変形!
上の話は一般家庭でのことですが、仕事の関係で大きな電源設備(ビルの電源)で自分が見たものは、アークが飛ぶと、はじけた金属のカスがボタボタたまってプラグの先が変形するほどだったから、一般家庭のコンセントでもアークで壁紙を燃やすぐらい簡単におこるのかもしれません。

可燃物がそばにある
電源設備に可燃物は置いてないから部品交換だけで済みましたが一般家庭は可燃物だらけ。

水槽のそばにカーテン下がってたりしてませんか?



水が蒸発しただけで火災が
市役所や消防所の発表ではアクリル製の水槽の水が長期旅行で蒸発してから火災になったケースがあるそうです。

ヒーター
が水から出てしまうと、温度が数百度に上がってしまうのです。

燃えやすい水槽もある
アクリルやプラスチック製
の水槽やバケツなどはガラスより燃えやすいので、ヒーターを入れていると、もし放置して水が蒸発したら火災になるわけです。

とくに縦置きのヒーターは露出しやすい。

例えば職場の急な呼び出しから数日帰宅できずにいたら、水が無くなって火災になっていた、なんてことが一番ありそうです。

十分な水量を確保し、ヒーターをサテライトに入れたりしないようにするべきでしょう。

夏場のファン冷却も蒸発を早めるので注意が必要です。私の経験ではファン冷却は3日でバケツ一杯蒸発します。

みなさんどうぞお気をつけください。

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