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食いそうで食わない?

ボララスなどの極小型な熱帯魚と赤系水草、そしてエビとドワーフザリガニとラムズのコミュニティタンク(混泳水槽)の記事になってます。 とくに、魚の病気の治療と予防、コケ防止(藻類の抑制)、赤系水草の色揚げを無理のない方法をさぐり実践中!

【塩浴後】水槽崩壊その後【コケだした】

どうやらカラムナリスは収束したみたいです。溶けたグラスキャットの髭をつついていたグラミィには伝染しないで済みました。
塩で崩壊した水槽を今後どうして行くか経過を報告するページにします。

水草はコケでどろどろです。崩壊の原因は薬と同時に入れた「塩0.5%」でした。伝染性が強いカラムナリスの蔓延を収束させるために、水槽内にエルバージュエースと塩を投入してから1ヶ月余り。
追記:塩は不要、水草エビの隔離も不要(隔離すべきでない)という結論です。※薬によります。

たびたび再発していましたが、カラムナリス菌は好気性の細菌なので、エアレーションすると良くないとの情報を見て、止めたら再発しなくなりました。

被害数:グラスキャット1死亡 GHDグラミィ1死亡
なぜかレッドラムズホーンほぼ全滅 アジアロックシュリンプ1死亡 アフリカンロックシュリンプ1死亡

貝とエビたちは同じエサをたべるので、死魚を食べた個体からカラムナリスが伝染したのか、隔離したために薬浴できなかったのがいけなかったのか、ただ小さいケースに長居させたのがいけなかったのかわかりませんが、貝もエビも妙に動作がにぶくなって死んでしまいました。

カラムナリスはエビや貝にも害があるのでしょうか。貝は本水槽内にも隔離ケースにもいたのですが、どちらもどんどん死んでいきました。色も変でした。

後から考えれば、エビや貝にも伝染していたのなら、隔離ケースでもSPFの水流で酸素を確保したのが逆効果になった可能性もあるのかも。

かなり凹みます。

換水や光による分解で薬効はとっくに無くなっているものの、カラムナリスが残っていないとも限らないと思い、隔離した水草やエビを戻さずに様子をみています。

(追記:隔離はしない方がよさそうです。水槽内の水草もエビも規定量のエルバージュエースでは死にません、塩は不要、隔離するとどこかに菌をもったスネールが残ったりしてしまうから丸ごと薬浴すべき)
 
基本放置思考なのですぐさまリセットしたりせず、秋ごろまでかけて赤系水草の育つ状態に持っていこうと思います。

それまではコケ写真ばかりをUPする羽目になるかもしれません。


この水槽は、写真のように水草の本数が少ないとコケが出るからです。


右端によせ植えした水草のほかは、薬で溶けたり抜けちゃったりしました。

いま生えてる草を差し戻して本数を増やすだけでコケを消せるかがこのページの課題です。

手で取るだけではアオミドロを駆除しきれないから水草だのみ。

いっぱい買ってくれば手っ取り早いんだろうけど、農薬とかスネールとか、おまけが怖いです。



薬効はとっくに切れているはずですが、水草の成長力は全快したとはいえない状態です。

まだまだアオミドロだらけ。

歯ブラシで絡め取った後の撮影ですが、いっぱい写っていますね。

前回のアオミドロ地獄の時のアオミドロより今回のものはトロリとしていてちぎれやすいです。

今回はイニシャルスティックを底床に刺してないからでしょうか。



とにかく見てくれは無視して、薬害でちぎれて浮いた水草を明るい部分に植え込んで、ふたたび成長させて養分を使い切る作戦です。

形を整えるためにトリミングして差し戻すと、弱っている草体の体力を奪うから、そのまま刺し戻すという判断。

もしかしたら逆効果?弱った部分を全部切った方がいいのかな。




2014.6.27 差し戻して数日しか経ってないけどアオミドロは落ち着いてきました。
まだちょっと残ってるけど伸びまくる勢いはもうありません。








2014.7.6 思った以上に早く調子を戻してきています。








葉や茎などに緑色の髭状コケが生えてきてます。

こういうのは10年以上の間で初めて出ました。

茎の根元に溶けた水草の残骸がまだ残っているので、コケの栄養源になってるかも。

そのうち残骸を取り除いて草もバッサリとやってコケの始末をつけるつもりです。



緑色の髭状コケは、8~10月までの間に

猛烈な勢いで、上の写真の草たちを覆い尽くしました。

続きは
微量ミネラルでコケだらけの巻で。

初めて見ると思ったら、こんな理由があったとは。





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