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食いそうで食わない?

ボララスなどの極小型な熱帯魚と赤系水草、そしてエビとドワーフザリガニとラムズのコミュニティタンク(混泳水槽)の記事になってます。 とくに、魚の病気の治療と予防、コケ防止(藻類の抑制)、赤系水草の色揚げを無理のない方法をさぐり実践中!

3ヶ月放置した水槽

やってしまいました。2015.12追記

ミクロラスボラ・ブルーネオンさんたちがやっぱり全滅してしまい、他に硝酸塩濃度に敏感な生物はいないようなので、7月から餌やり以外なにもしないですごしちゃいました。

中身はこんな感じです。



エビだらけ。

葉が穴だらけ。緑色の松葉のミニチュアみたいなコケがふわっと葉に乗っている。奥のグーラミィのちょっと上のふわふわがコケです。

3ヶ月で徐々に成長しました。前回の記事でこのコケは完全に消えたと書きましたが、換水をやめたら徐々に出てきますね。

このコケも明るいところ限定品のようで、暗くしてあるミクロソリウムの場所はコケがありません。

蒸し返したくはないんだけど例の石を入れて以降、草の育ち方は全体的にあんまり良好とはいえず、かといって致命的でもないのでほとんどいじってないです。

水草たちは、水は気に入らないが光は足りてるのでそんなに伸びないでしのぐ戦略をとっている感じに見えます。

例の石の有害な溶出物がまだ残っていてそれを好むコケみたいなので、このまま大きく成長したらとりだすことで浄化完了としたいと思っています。

写真栄えはしない状況ですね。

しかし、黒ヒゲやアオミドロが爆殖したりといった気持ち悪い感じではないので、手を入れたくなる要因がなくなって放置になってしまいました。

硝酸塩濃度は6in1試験紙で50のあたりです。残った魚たちの状態は可もなく不可もなく。

しかし、知らない間にカエルさんの姿が見えなくなってしまいました。

餌は皿の上に落ちる程度に入れていたのですが、エビとスネールの団子ができてしまい、カエルさんは近寄れなくなったのでしょうか。

うごかない餌を周囲の物を見分ける能力がとぼしい生物だから稚エビでも食べてるのだと思ったのですが、そううまくはいかなかったようです。

皿に食べに来ている姿が見えなくなって3週間ぐらいでどこにも姿が見えなくなっていました。

エビやスネールがいっぱいいても彼らを食べられず、エビ団子に覆われた餌を見つけることが出来なくなって餓死しちゃったのかもしれません。もしくは脱走。

追記:クリエリが逝く
クリスタルエリートUVレッドブルーが壊れました。これは蛍光灯でもメタハラでも出来なかった数々のミラクルを起こしてくれました。このブログを書くことを決心させたものの一つなので感謝です。

約2年半だからメタハラの球の寿命と同じような間隔で、同等のレンズ付きメタハラ交換球の価格を考えたらかなり安いですが、電源だけ壊れて光が点滅するというもったいない壊れ方です。

特注でいくことに
東芝ビームランプのファンタジアタイプ電球色を使い出してからは、電球色の黄色さを中和する目的で併用していたのですが、今後はMR-15LED-Eを特注して使うことにしています。MR-15LED-E 追記:故障後連絡取れず
以後の記事はこんな出来事やり取りがあったことを残しておきます。


これはメールでやりとりすれば好きな色のLEDを配置できるから面白いんです。

ただ、光の白さを計算するのは難しいですね。2つ作ってみた結果、緑が強すぎるものと、弱すぎるものが出来上がってしまいました。

一つ目はUVレッドブルーと配置はほとんど同じで白色LEDの部分を緑色LEDにしたような配置に指定しました。

比視感度が高い波長である緑色LEDの出力が思ったより弱く、どうやら緑色のダイオードではなく青色LEDを蛍光体で緑色に光らせているもののようでした。

UVレッドブルーみたいな光色で鮮やかなのが出来上がったので、しめしめと、2つ目はもっと白に近くしようと考えて、知る人ぞ知るスポットLEDシミュレーター(テストできるLEDの銘柄は違うらしいけど)をお借りして白い光になるよう配置指定してみました。

もちろん指定通り配置したライトが出来上がってくれたものの、シミュレーターと色が全然違って緑が強すぎたというわけです。LEDの銘柄が違うからそれぞれの明るさも違ったようで、かなり緑っぽい光になってしまいました。

結局シミュレーターを使わずに作った1つ目の方をUVレッドブルーのように使うことに。赤系水草を赤くする力は電球色のビームランプよりもこちらのほうが強いようです。

直すより作った方が安い
このように完成するまでどんな色の光になるかわからないので、できたものは再構成できないか問い合わせたら中国メーカーへの送料だけで価格以上になってしまうそうです。もし1年保証の保証期間外に壊れたら新たに作った方が安いですね。

現在はファンタジアと併設で丁度いい色温度、発色になっているという感じです。

このスポットライトは横から見たらLED素子が裸で密閉されてないのが見えました。淡水だから気にしなくていいのかな。

このショップは防水型も売っているので防水型を注文すればよかったのかもしれませんが、1年使った限りまだ壊れないしとくに暗くなったりしていません。
やはり中国メーカー製なので耐久性は期待できないのでしょうが(2018年追記:やっぱり2年ほどで切れました、ネット記事でLEDの故障を検索すると大手製をのぞきコンデンサがよく壊れるらしい)。

残念ですが日本メーカーが水槽用に合ったビームランプを作ってくれないので、電球色のファンタジアタイプとこれらの海水用スポットLEDで色温度を中和するのが、一番綺麗に育てられて鑑賞もできる構成だと考えています。

追記:コスモボールというビームランプ型蛍光灯をネット上で発見。昼白色、NEC製ですが、定格寿命8000時間3年ほどかな?追記:ビーム角120度(これ重要)。やはりハイタイプ水槽にはきつそうですね。

ファンタジアタイプ(黄色波長カットしたためLEDなのに発色が濃いビームランプ)を昼白色程度の白さ(色温度)にしてくれれば1種で十分なんですが。観賞魚用品メーカーがOEM発注してくれないかなー。





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