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食いそうで食わない?

98年からアクアリウムを始めました。熱帯魚と水草そしてエビとカエルとラムズのコミュニティタンク(混泳水槽)で試行錯誤した結果をブログ記事にしています。

エーハイム2234とゼンスイZC-200の使用感:水槽クーラーと外部フィルター

ゼンスイZC-200エーハイム エココンフォート 2234はホース径が同じなので直結して使い勝手を記事にしました。2015年3月4日追記
2015年6月現在は高効率化した後継機ZC−200α(アルファ)が出ています。

ホースにはプチプチを巻きつけて少しでも断熱(夏冬とも)。
クーラー前面の白いパーツは外見重視で取り付けました(ウソ)、水色の梱包テープは何でしょう?


私は125リットルの水槽を玄関に置いていますが家族が湿気を嫌がるので、水槽にフタをする必要があります。
そこでフタしても温度を低くできるように水槽クーラーを2012年から導入しています。



つなげ方の順番はフィルターが先、クーラーが後です。エアがみ防止のためには重要な順番らしいです。

底面フィルターからホースを直結して外部フィルターの動力でクーラーまで水をまわして発酵式二酸化炭素の添加ができるようにしています。

添加部品はバブルチョイス。そこにナチュラルフローパイプを直結。この二つはちょうどオーバーフローパイプ(排水パイプ)に直結できる径なのです。


横幅81cmの背の高い水槽に、パイプが何本も見えないように、1系統にできるだけシンプルに配管したらこうなりました。


クーラーの選択については、チラー方式であること、振動が少ないもの、初期不良のない(新製品でない)もの優先という条件でゼンスイに決め、このうちでZCシリーズは同社のZRシリーズに比べて静音タイプということでZC-200を選択しました。

エーハイムエココンフォートで回す
ZC-200は単独では水をまわせませんので、エーハイム2234一個で水を回しています。
 
両者のホース径は同じ12/16mm。給水排水とも。

玄関だからか私には2234のモーターの音が聞こえないほど静かです。前モデルは音がしていたのですが、インペラの形状を改良されたそうで。

いろいろ気を使った設計になって使いやすいです。

ホースとヘッドの取り外し機能が特に便利に感じています。

ホースは部品をまわすだけで外せるタップ式だし、コック付きなので水漏れするのは取り外した瞬間に数滴たれるだけにできます(もちろん手順を間違えるとドバー!)。

交換パーツが豊富
故障しやすいところが交換部品になっていたり、水流を作るものとか配管用のパーツが豊富なので後々こまらないのはさすがエーハイム。

ハンドル等々のおかげでメンテが楽!
ヘッドの取り外しでもハンドル操作だけでスルッと外れてくれます。取り付けのときも簡単。ハンドル操作で呼び水もできてしまいます。

ろ材もコンテナに3段分けされ、さらに連結していて、取り出して洗うのも簡単。

この世代の外部フィルターは皆こんな感じなのかもしれませんが、本当に取り扱いが楽になりました。



流量
クーラーを接続してみると流量低下は少しありましたが、濾過能力低下が気になるほどではありません。

逆に洗濯機状態が解消してちょうどいいかも。

ナチュラルフローパイプの方が減る
ナチュラルフローパイプを取り付けたら「2234」1個では流量不足っぽいです、クーラーを外しても足りないぐらいゆるいかも。
(1年以上後の2015年1月追記:落差があったので困惑しただけで丁度いいのかも。冷却時間が延びたりしていないし亜硝酸検出もなし。ただし、発酵式CO2を添加するとバブルチョイスの吸気部分が詰まりやすいです。)


注意
2234はマルチハンドルの部品が割れやすいので、交換パーツがあります。
エーハイム マルチハンドル差し込み (7312628) エコ・エココンフォート用

ワセリンをヘッド部のO-リングに塗っておかないとすべりが悪くなってハンドルの部品が割れることがあるらしいです。

エーハイム ワセリン 全Oリング用 (7345988) (本体に同梱されています)

割れる原因はほかにも。

1・電源を切る
2・タップを閉鎖
3・ホースを外す
4・ハンドル操作でヘッドを外す
3を忘れるとハンドルが壊れる

ホースを外さないと、ハンドル操作してもヘッドは外れません。圧力を逃がせないのでハンドルに無理な力がかかって壊れるかも。

分解されるボール弁
長年使っているとボール弁が生物分解されて小さくなり、ホースを通ってどこかへ行ってしまい呼び水ができなくなることがあります。
エーハイム ケース入りボール弁 (7481020) S(2231)/M(2233)/L(2235)/2232/2234/2236/2034/2036用


コンフォートのボール弁がクーラーに詰まることが
まずいのはクーラーの中に、2234の小さくなったボール弁が出てきて詰まることがあって、流量が低下します。

私はホースを外して水を逆流させて取り出しました。

というか、ホースを外してバケツに水槽水を逆流させてみたら、ポロッと出てきた「まーるいもの」が、はたして「何者」なのか、しばらく理解に苦しみました()

外部フィルタを掃除しても流量が改善しない場合は確認してみてください。

ボール弁は呼び水に苦労しないなら無い方がいいかもしれません。

インペラ減らない?
前モデルのエコからエココンフォートになったとき、インペラが改良されたことで運転音が小さくなったそうです。

数年使っていても磨耗してこないようで、パワーが落ちてきたり音が出始めたりということはありませんでした。

他にも、前モデルのエコをはじめ外部フィルターをいくつか使ってきたけどインペラの磨耗という現象は起きたことがありません。現在は麦飯石溶液を投入していないからでしょうか(入れていたこともありますがなったことはありません)。

濾過能力は上々
これを取り付けた頃は別の外部フィルターで立ち上げたので、立ち上がりの速さはわかりません(たぶん普通)が、立ち上がって以降はどうなのかというと。

この水槽は餌とりが下手な生物がいろいろ入っているため、過剰に餌を撒いているので小型魚中心にしては汚す量が多いと思われます。
 
しかし硝化能力は十分で亜硝酸をまったく検出せず、水が濁ったこともありません。

これは濾材を水道水でゆすいでもかわりません。ただし冷水ではなく、給湯器のお湯を使っています。冷水だとやばいかもと思っています。

また、2015年の追記ですが濾材をゆすぐ必要性自体がとくに無いように感じます。

メンテしやすい濾材コンテナ3段式
濾材を取り出して洗いやすいです。まるでウリ文句みたいだけど、うちの場合、メンテし易い必要性は実はあんまりないかも。

ウールマットを取り付けたり吸着濾過する場合は便利なのかもしれませんが、生物濾材は洗わないのが基本です。

メンテで泥を失いやすい構造
経験的に、生物濾材に溜まった泥は大事なものです。

しかしコンテナを取り出すときに、構造的に勝手に泥をふるい落としやすいのです。

経験的に、これが調子を落とす原因に。

逆に、2234についてくる多孔質濾材は、小型魚中心なら何年かはノーメンテで大丈夫。溶けてくることもないし、亜硝酸を検出することも一度もありませんでした。

濾材を温水でゆすいだ後でも一度も濾過能力が落ちなかったし、硝化バクテリアは一度立ち上がると安定して活動してくれますね。

泥の量を気にするのは別の理由。脱窒させるためなのです。

濾材コンテナを使わないとどうなる?
正規の設置法でないと構造上ダメ。すべての濾材にまんべんなく通水できなくなってしまいます。硝化の性能が落ちてしまう(アンモニアや亜硝酸が残る)かも。

少なくとも高さは正規の高さに合わせないと。

外部フィルターの流量低下要因は
ウールマット
一般論でいけば、外部フィルターはウールなどの「物理ろ過マット」がよく詰まり、数週間に一度程度のメンテが必要になります。

物理濾過マットを交換するとき、どうしても濾材コンテナを全部取り出さなければならず、はずみで濾材についた泥が落ちてしまうので、調子を落としやすくなります。

ならば最初から物理濾過マットや細めマットはつけないほうが流量が落ちにくくなり、メンテしないで済むかも。

しかし、インペラにごみが詰まるとモーターが止まってしまうから、インペラ前のどこかで物理濾過したほうがいいことになります。

底面フィルターがあるので
ウールなしで

この水槽の場合は最初の底面フィルターがごみを吸わないので、後方の2234からウールマットを撤去しても大丈夫でした。底面フィルターにもウールは仕込みません。

ウールがなくなったおかげでほとんど流量低下しなくなりました。

中、大型魚水槽だとやばいかもしれませんが。

あと活性炭マットも付属品に付いてきたような気がしますが、吸着ろ過系はフィルター設置の主目的である硝酸塩を吸着せず、効果が切れたときには外す必要があるということなので、最初から取り付けませんでした。

直結は一個だけにしよう
失敗談ですが、底面のあとに外部フィルターを2つ直結していたら、2つめの外部フィルター内が嫌気状態となり、アンモニア臭が出てしまったこともありました。

人為的に嫌気環境を作っても脱窒は起こらず、それ以外の有害な還元が起こるという教訓です。

だから直結は一個までがいいです。

底砂は厚くしすぎないほうがいいし、泥も厚く溜めすぎると同じように不都合が起きるかもしれません。

コンテナ最下層を
2015年3月追記:濾材コンテナは2段ぐらいにしておいて、最下段3段目のスペースは生物濾材を敷き詰めて、昔ながらの濾材仕切り版を置くのもありかなと思います(高さは合わせないといけない)。

そうすれば、メンテでコンテナを取り出すときに下の部分は取り出さなくてすみ、泥を溜め込んでおけるので。慢性的にpHと硬度が低すぎるので水質調整のためサンゴ砂入れたりしたいです。

しかし今それを工事すると少ない泥をまた落としてしまうから十分溜まるのを待っています。

濾過は、むしろ底面だけにしたいが
クーラーをつなげるので、ポンプ代わりに外部フィルタを
ひょっとすると生物濾過は底面フィルターだけでも十分かもしれないし、熱のロスを考えると外部に配管を出したくはありません。

室内の温度と飼育水の温度差があるとき、フタをしていないとか、配管が外に出るというのは電気代に跳ね返ります。

だからできれば底面フィルターだけにしたいのですが、クーラーの運用にはポンプ機能が必要なので外部フィルターをポンプ代わりに使っています。濾過能力も増えるから一石二鳥。ただし流量が低下しなければですが。

 2015年3月追記:脱窒のための泥を溜め込む必要があるという考え方になった現在、外部フィルター内の泥の量は無視できなくなりました。

泥を溜め込むと調子が上がる(自)
うちでも出来る限り濾過材をゆすがないほうがいいのが6in1の数字に出ています。掃除した後は何週間も硝酸塩濃度が高い状態が続きます。

2015年1月のメンテで濾材掃除する前50ppm、一週間後100ppm(換水前測定)と大きな変化を起こしました。

掃除後も亜硝酸を検出することはなく、硝化性能は落ちないが、脱窒性能が落ちる状況です。

生体の調子を上げるためには、換水前の硝酸塩濃度も低いほうがいいに決まっています。そのためには脱窒能力は無視できません。

ただ硝酸塩が低濃度で無検出状態でも、うちではコケが出て換水することもあります。脱窒させて硝酸塩濃度を低くするのは、あくまで生体の健康のためです。

逆に泥を減らしたらコケも減るかというと、今のところどちらとも言えません。硝酸塩が増えると出るコケもあるようだし。

くわしくはこちらで。



クーラーは長寿安定のコンプレッサー式
とりあえず先行メーカーに絞った
水槽用クーラーには電子式(ペルチェ式)と機械式(コンプレッサー式)がありますが、大型水槽用クーラーにはコンプレッサー式しか見つかりませんでした。

ひとくちにコンプレッサー式といってもメーカーによっては、ZC200と同ランクでも大きすぎてうちのキャビネットに入らないサイズだったりしました。

また、あんまり安定イメージのないメーカーのを避けると、ゼンスイがいいのかなー的な結論になり、ゼンスイはZCとZRのふたつあり、静音のZCシリーズを選択。

ZCのうち、飼育水量+濾過容量と照明のワット数などに対応した製品があり、いちおう余裕をもたせて200を選択。

いろいろへんなものをくっつけていますが普通に運転する分には必要ないものです。

クーラーZC200はポンプ別売り
タップ機能がない

ZCにはエココンフォートみたいに便利機能がないです。かなり無骨。

ダブルタップが付属してないので付けたほうがメンテが楽かもしれません。


ただ、2012年からつなげっぱなしでメンテしたことはないです。根が不器用なのでシーズンが終わるたびに取り外すと壊しそうなので()。

水中ポンプは別売りなので2234で水をまわします。流量不足の水中ポンプや外部フィルターだと正常運転できなくなって温度上昇したり電気代がかかりすぎたり故障するかも。

ZC200のパワー
125リットルの水槽に室温32度、設定温度28度、照明がLEDだと水を暖めないので余裕で維持できます。

クーラーの効果
・暑さに弱いミクロソリウムの黒くなる病「水生シダ病?」防止に有効です。一度黒くなったのは直せませんが黒い葉を切り落として新しい葉を出させればOK。

温度設定は27度ぐらいだとよさそう(アクアリウムの温度計はどれが正しいのかわからないので目安程度に)。


・クーラーを使わず気化熱ファンで温度を管理すると、足し水が3日に一回バケツ一杯かかり、湿気でいろいろカビやすくなります。たったワンシーズンでビデオテープはカビるし、デッキも壊れるしで、ちょっと暑くてもコンプレッサー式クーラーが手放せなくなりました。

動作頻度
玄関に置いていますが、1~2時間に一回15分程度動作しているようです。そのときにモワーっと熱気が出ます。


中身が重いためか、動作音はあまり耳ざわりではありません

低いジーーーンとかザーーーンって感じの音です。寝室だったら夜中にちょっと気になるかも。

10月ごろには回らなくなりますが、夏冬つけっぱなし。

ビビリ音
ただし、ケースがプラスチック製でペラペラなので、もしもビビリ音がでたら耳障りになります。

ビビリの出ている部分を梱包テープなどで縛って、テープとケースの間に板でも挟んでしまえば、ビビリ音が消せます。上の写真の青いテープがそれで、左側面に発泡スチロール片をはさんでペラペラケースを押し付けています。


ZCはヒーターをつなげられるけど
安全面でつなげちゃいけない(と思う)

ZCは水温センサーが本体内蔵なので下のような問題があります。

もしもポンプが故障したときなど、水が止まっている時にZC内蔵の温度センサーが水槽水の温度と違ってしまいます。

すると水が止まってZC本体内の水温が下がってきたら、ヒーター電源がずっとオンになり、水槽の水が温まってからも、ヒーターが止まらず煮えるというわけで。

だから安全上はヒーターをつなげないほうがよさそうです。

水温センサーが壊れやすい?
よく聞きますが、うちのはまだ壊れていません(設置しっぱなしで2012年~2014年と夏を3回すごしました)。

ホカホカ排気
排気ファンが静音タイプだからか、後部や横から出る排気は少なくてかなりホカホカですので、下手に浴びると一気に汗が噴出します。

締め切った室内で真夏日だったら、部屋に廃熱が溜まっていき、高温の空気がまた吸い込まれてしまい、運転時間がどんどん長くなっていくことが考えられます。

置いてる場所が玄関なので、炎天下からの帰宅直後に、さらに熱風に煽られることにもなりますし、電気代も心配です。

なので換気も考えることにしました。
本来なら室外機付きのZRW-400などを使えばいいのですが。

ZC-200の熱風の換気をこちらでやってみました。


(この段落は全部追記です 2015年3月)
クーラーとフィルターを別系統にしたほうがいい場合もある?
ウールマットを取り付けたりして外部フィルターが頻繁に流量低下するようなら、直結しないでポンプでクーラーに水をまわしたほうが管理が楽になるかもしれません。

外部フィルターは流量が低下したときが調子いい
クーラーは流量低下すると能力が落ち
運転時間が延びる

外部フィルターは流量が低下してきたときが調子が上がると言われていますね。ウールに泥が付着して詰まってきた頃には、生物濾材にもたっぷり泥が溜まっているからです。

でもクーラーは流量が落ちるとよくないです。

(水量に対して余裕のあるスペックのクーラーに流量も十分な外部フィルターに27度という高め温度設定、換気ありな、うちの環境ではかなり流量が落ちこんでもなんとかなっている模様。)

だからクーラーの機能維持のために外部フィルターを掃除して流量を回復させることになりますが、物理濾過マットを取り出す際にコンテナを取り出す必要があるので、そのはずみで泥が流失し、その後に生体の調子が落ちてしまう場合がありえます。

詰まるなら別々の方が安定させやすい
だから外部フィルターで物理濾過か吸着濾過する場合に限り、フィルターとクーラーは別の系統にして水を回したほうが、管理が楽になり安定させやすいこともあると思います。

うちは小型魚中心で底面フィルターで吸い込むから外部フィルターに物理濾過マットは不要で、マットを外しているからか、クーラーが温度を下げられなくなるほどの事態はおきませんでした(ナチュラルフローパイプで流速が落ちているけど運転時間が長すぎることはなかった)。温度設定高めに27~28度でクーラーの負担が小さいからでしょうか。


まとめ
・クーラーは先行メーカーの安定度を重視してZCにした
・外部フィルターと直結すると濾過能力を追加できるが流量低下の可能性がある
・外部フィルターの流量低下要因は物理濾過マットの詰まりとナチュラルフローパイプ(抵抗パーツ)
・流量低下を改善するためろ材をゆすぐと生体の調子が落ちる、物理濾過マット交換は慎重に
・濾材に溜まった泥の量が脱窒量を決める(ただし詰まらないこと)
・濾材コンテナ式の外部フィルターはメンテで泥を逃がしやすいので調子を落としやすい
・外部フィルターとクーラーを直結したら一石二鳥だが直結しない方が安定させやすい
・ZC200は低いジーンという動作音がするが耳障りでなく、ビビリ音が耳障りに感じた
・ビビリ音は外装を何かで押さえつけると止まる
・ZCにヒーターをつけるのはやめたほうがいい
・水槽クーラーはミクロソリウムの病気予防、暑さに弱い生体の夏ごえに効果がある
・水槽にフタをできるから湿気で困らなくなるし、生体の飛び出しを防げる
・クーラーは換気しないと室内が熱くなる

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