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ボララスなどの極小型な熱帯魚と赤系水草、そしてエビとドワーフザリガニとラムズのコミュニティタンク(混泳水槽)の記事になってます。 とくに、魚の病気の治療と予防、コケ防止(藻類の抑制)、赤系水草の色揚げを無理のない方法をさぐり実践!
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水槽の掃除は注意が必要
底床やろ材を掃除するとコケが減るという未確認情報を見ることがありますが、これは下の3点の場合は効果的かもしれないけど、魚のためには、やり過ぎないほうがいいです。
1・泥が溜まりすぎて嫌気化し硫化水素が 臭うほど 出る時
(腐ったゆで卵の臭い、硫酸カリウムなど硫化物を添加しないと出ないかも、当方は炭酸カリウムを使用) 2・微量ミネラルの過剰投与を薄める時
3・未分解のエサ(P含有、カビの原因)があって捨てざるを得ない時
底床やろ材の泥掃除をしたとき、硝化は問題なく行えるものの、意外にも脱窒効果の阻害につながり逆に硝酸塩濃度が上がってしまううえ、しかも硝酸塩濃度は、コケの増え方にほとんど影響がありません(くわしい記事はリンク先参照)。
実際に、掃除して濃度が急激に上がることが何度もあったし、面倒なことにコケがなくなっても硝酸塩濃度が250ppm(魚に危険な濃度)を超えていることが普通にあったので、安易な底床や濾材の掃除は危険な行為でもあると思っています!
(※ただし堆積しきってろ材が埋り、硝化ができなくなってしまう前までには掃除が必要でタイミングは飼育数とロ材容量のバランスでかわる) もし掃除するなら、掃除した翌日から一週間ほど6in1 試験紙などで硝酸塩濃度を測ってみた方がいいです。比色は1分後を厳守。 エーハイム エココンフォートなど水槽サイズに適合したフィルターがあって小型魚中心である限り、フィルターは流量が落ちない限り掃除しないこと、底砂も餌の残りがカビたりしない限り掃除せず、硝酸塩濃度を薄めるため水だけ換えるのが無難というのが、当方の結論です。 これは掃除した後に硝酸塩濃度を計ればわかります。 |
餌投与 | 換水 |
リンが増加するが、鉄と炭素も増加する 鉄分が炭素によりイオン化する 鉄とリンのイオンがくっついて利用しにくいリン酸鉄になる リンが藻類に吸収されないので藻類が増えにくい |
飼育水のリン濃度が 過剰な場合、リン濃度を平均化できる しかし水道水もリン酸イオン供給あり 鉄イオンはすでに消費済み(リン酸鉄化) 炭素供給ない 炭素がないので底床の鉄分もイオン化しないので、 供給されたリン酸がそのままイオンで存在 水道水に交じるリン酸イオンが 黒ひげ藻などに吸収され増殖する |