テキサスの青い小型ザリガニ【動画】 生きもの 2015年02月04日 テキサス・ドワーフ・ザリガニをペアで水槽に追加。お皿の下にいます。 都合よく手前の餌受け用の皿の下に来たので拡大レンズで動画撮影しました。追記:2015.5.21 テキサス・ドワーフ・ザリガニ(Cambarellus texanus)。 白っぽい青の個体です。 現在1cm強、最大4cmほどの小型種だそうで、温和なので小型魚とは混泳可能、水草水槽でも食害しないから飼える、という説明がありました。 物が沢山ある大型水槽なので隠れるところは十分ありそうですが、脱皮したときを考えて隠れ家を追加する予定。 今のところスネールを食べることはないようです(追記:スネールをかかえて、身をはさみでつまみ出して食べてるところを目撃!コケを切り取って食べるのも目撃! ただしどちらも極少量!共食いするので単独飼育が基本だから大量投入はできないので、コケ・スネール対策にはならないけど面白いですね)。 ガラス同士を接合するシリコンコーキングを普通に上り下りできてるので、脱走は簡単なお仕事です。 これらの餌の残りカスをあさっています。 雑食性の金魚向けの餌だからザリガニにも悪くはないだろうし、とくにランチュウベビーゴールドには青い色素を持つスピルリナも入ってるから、青い個体の色揚げもできてるかも。 当分これで発色の様子を見ます。 撮影はコンデジですがレンズを追加して拡大撮影しました。 黒い外枠がブルブル振動しているように見えていますが、拡大すると手振れが大きくなるので修正するソフトで対応したためです(Virtualdub1.9.9、Deshaker3.0)。 外枠を出さない設定だと被写体自体が振動したり引き伸ばされたりして見づらくなるので外枠が出る設定としました。 2015.3 青い発色は維持できています。 水質がまだ悪くて硝酸塩100mg弱、3日に一度換水。 調子落とさなきゃいいけど。 ザリガニでは温和な方だそうですが、ヒメツメガエルとの相性が少し問題あり。 ヒメツメは食えないものには無関心でこちらは良好。ただ子ザリにとっては天敵にちがいありません。ザリが増えすぎない程度に増えてくれるバランスになってくれ。 テキサスドワーフは天敵や餌で競合する個体をハサミで威嚇。時々ハサミでチクっとやっちゃってるみたい。 ヒメツメの方がパワーがあるけど、噛み砕く力は弱いようで、口に入ったスネールも吐き出します。 ザリガニを狙っているそぶりはなく、逆にチクっとやられて驚いて逃げ出すことが何度もあります。 両者を混泳するときは不慮の事故を大目に見られることが前提といえそうです。 しかしブリードを目指す場合は絶対に一緒に入れないほうがいいのは間違いありません。 ヒメツメガエルのSPEC:胴の長さだけで3cm。足を伸ばすと足の方が長いです。 高速で足を伸ばして体を前に出し、マジックハンドのように伸びて食いつく瞬発形の狩りをします。0.1秒を争うような速さ。 食いつきの射程距離は長くすばやいです。ドワーフザリガニも脱皮直後や小柄な個体は食われる可能性大。 ただし、視覚の認識能力が乏しいので無反応で獲物を逃す時も多いし、一口で飲めない餌にかぶりついて吐き出すことも多いです。 親エビも飲めないし、いびって弱らせ脚だけつまみ食いする頭脳もないようです。餌付いている餌をたくさん与えているからかもしれませんが。 メス個体は青みが強くなってきました。 ドワザリ視点で見あげると、上空は巨木が茂り、カラフルなクジラがいっぱい。 コケだらけなのは残念だけど。 オスはハサミが立派というか、開閉する筋肉が太く長くガッチリついてますね。まるでポパイの腕みたい。 オスがなぜかパトロールばかりしていて、落ち着いて餌を食べる姿を見たことがありません。メスより小さい個体。体格差で交尾をさせてもらえない様子。 メスと比べて色上がりもしてこないのでちょっと心配。ポパイにほうれん草やらないから?? 冗談はさておき野菜は農薬が怖いのであげられません。甲殻類は昆虫に体質が似ているから農薬が効いてしまうらしいです。 テクサヌス?テキサナス?はザリにしては温和だと感じます。 でもやっぱりザリらしい面がちらほら見られるので、「混泳むきの種だ」と紹介するにはまだ「心配な面もある」けど、私は大変気に入りました。 よく売ってるドワーフザリガニにはもう一種メキシカンドワーフザリガニがあります。 こちらはオレンジ色で、テキサス同様に美しい写真が見られるのですが、気性が荒いとの情報があるので、一応この水槽に入れないことにしています。 2015年5月1日追記:スピルリナ入りの餌を与えないでいると青みが落ちてきます。うちではランチュウベビーゴールドを2週間ほど与えなかったら、青い色素が落ち、毎日与えていた時は濃紺にまで色揚げしました(餌食いの良い個体だけ)。 この餌を食べたがらないオス個体は、とくに色落ちしました。 未だにスネール食の旨味を知らないようで体格が大きくならずメス個体に対して劣ったままです。 メスは度々抱卵と脱卵を繰り返していて、すべて交尾なしの無精卵だったろうと思います。 謎死しているのを発見 酸欠か?pH変動か? 5月21日追記:一匹死んでいるのを発見しました。 なんとメス個体の方でした。 成長していたし、スネールを食べるほど元気があったので不思議でなりません。 元気だった時の写真を載せときます まさか増えてきたミナミヌマエビ(極火蝦+レッドファイアー)の抱き殺しにあったとも思えないし不可解です。調べた限り極火蝦とレッドファイアーは非日本固有種の改良品種で、日本固有種でない限り抱き殺しをしないと言われています。同サイズとはいえザリガニ相手というのもなさそうです。 温和すぎてミナミの群れに突撃できず隅に追いやられてしまったのでしょうか。餌場はミナミヌマエビさんたちの運動会と化しています。 それとも夜間の酸欠が続いたせいか、その後に夜間限定エアレをしたため、昼夜のpH変動が続いたせいで体力が落ちていたのでしょうか。 しかし小さめのままのオスが一匹残ったし、魅力的な種なので、いずれまたテキサスドワーフを追加購入して、どうにか増やしてみたいと思っています。 今回は何度も抱卵しながら繁殖にはいたらなかったため、1ペアで購入したメス個体の死が痛すぎました。 最初から何ペアか入れるか、導入時にプラケースで餌付けとかしたほうがいいかもと思いました。 2018年追記:水槽大掃除の際、オス個体も確認できず。残念。 [2回]