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食いそうで食わない?

ボララスなどの極小型な熱帯魚と赤系水草、そしてエビとドワーフザリガニとラムズのコミュニティタンク(混泳水槽)の記事になってます。 とくに、魚の病気の治療と予防、コケ防止(藻類の抑制)、赤系水草の色揚げを無理のない方法をさぐり実践中!

ヒメツメガエルとスネール【お食事動画あり】

両生類のうちでは、水槽飼育に適した種類ですね。

ニンジャタートルズじゃないです。ちゃんと蛙なんです。2014.12.3追記


サカマキガイ退治をあきらめて、逆にエサにしてしまおうと、スネールを食べるという噂のカエルさんを買ってしまいました。

追記:貝退治にはなりませんでした。殻を割ったスネールを生餌にして太らせることができたのでアカムシを買わなくても長期飼育可能です。貝を触ったら手洗いしてください。
生餌と一緒に人口飼料もまくと人口飼料を食べるようになるそうです(うちのは購入時から食べました)。



まだかなり小さいです。奥行き8cmぐらいのフロートボックスに入れても広々としていますね。

スネールを全滅させてくれるとまでは思いませんが、殻を潰したスネールを生き餌として育ってくれるなら冷凍赤虫を買わなくても長期飼育できるのかなーという希望的観測。

(2014.8追記:生きた貝は口に入っても噛み砕けなくて吐き出します。殻を潰したのを水槽内の皿に落としておくと食えてますが、見つける前に他の生体が食うことの方が多いかも。)

カエルさんはスネール駆除用でなく、あくまで観賞目的です。だから180度反転して、エサとなるスネールたちには繁栄してもらわねば。

残餌で勝手に爆殖するスネールは、もしかして格好の生餌なのではないかというわけで、無理のある「スネール殲滅作戦」を取り下げ、逆に「スネール牧場作戦」を発令。

その前に、まずカエルの旦那に体力をつけてもらうために、とりあえずテトラミンベビーを水にといて撒いたらパクリと食べました。モグモグ動作も確認。

ちょっとでも動くものには超反応、
動かないものにはそれなりに

動くもので一口で飲めるものが得意らしく、増やしたミジンコを上手に食べます。だから稚エビは楽勝で食われると思われます。

一口で飲めないものをかじることができませんので、スネールも稚貝しか食べられないようです。

テトラミンベビーより少し大きめのどじょう養殖研究所 GROW(グロウ) C も食べました。

噛み砕いてボロボロと口から出てくるのを確認済()

口からでかかった奴がまた口に戻ったりと人智では考えられないお食事風景。

このようにショップの飼い方によっては人口飼料に餌付いていることもあるようですね。

もしも餌付いてない場合は冷凍赤虫に人口飼料を混ぜて与えていると食べるようになるんだそうです。

写真のフロートボックス内の白い粉がすべてテトラミンです。

動かないエサを食べるのはカエルにしては珍しいらしいですね。人口飼料も食べるのは大変ありがたい。

それなりにっていうか下手
ただし動かないエサを食べるのは、きわめて下手で、たくさん撒いたエサを普通に素通り。

偶然立ち止まった鼻先にもエサがあったら食べる感じで、一日経っても十分に食べたのかわからないところがあります。

餌の山にフンをして素通りするレベル。

白い点がエサで黒い点がフンです。

スネールをこの中にいれてみたら、近くに来れば自分の口より大きいスネールにも反応します。食えないけど食いつきました。

だから大きくなれば自力でスネールを食べる可能性も、まあまあ無くはないなと感じました。

ただ、最大サイズのカエルさんが子貝を食べるか食べないか程度なんじゃないかな?

もしも本水槽に放しても、スネールを自然に食べてくれないときは、落としたエサを見つけて食べられるかが気になります。底砂の中から人口飼料を見分けられるのかが問題です。

しばらくこの中で様子を見ようと思います。




2014.7.12
潰したスネールをあげてるからか、明らかに太りました。

足も太くなってきました。

来たときは平らで細かったのに、完全にガマ体型化しています。


上の方の写真はクビレがあったのに。


腹で着地するようになったらおしまいだよ。


それでもまだスネールを食べられません。


潰してやれば、殻が付いてるのに平気で丸呑み。


しばらくすると殻だけが落ちています。


2014.7.29
 
大きくなってきたけど、まだまだ殻を割らないと食べてくれません。

しかしスネールを不快生物と思えば気になって仕方ないのに、生餌を養殖していると思えば途端に気にならなくなるのが不思議。

ジャンプ力があるので、この写真の直後、ついに水槽内に出てしまいました。

直後の写真は速過ぎて撮影できず。



2014.7.31

逃げた翌々日。


拡大:水作 NEWスペースパワーフィット Sの上

通称SPFは中の濾材に光を当てないように裏返しでガラス面に貼り付けています。電源コードを後ろにしたほうがいいなあ。そのうち変えよう。






なにこの未確認飛行物体。






捕まえられる気がしない…。




 
その腹でその速さかよ。











ついつい探したくなるニクイ奴。



見つけても超速平泳ぎでどこかへ。




ふがっ






プカー




もう死んだのか。早いな。






このように浮いてると焦ります。





両生類パワーを完全にみくびっていたようです。



2014年8月追記
水槽内の右端に置いてある皿を餌場だと認識してくれています。

皿にエサを撒くと皿に来てエサ取りしてくれるから餓死させないですみそうです。

2014年9月追記
動かない配合飼料を見つけるのがとても下手です。

生きたミジンコや赤虫ならすばやく見つけて食べてくれますが、配合飼料は見分けが付けられないらしく、片っ端から口に入れる動作をして、たまたま口に入ったものがおいしければ噛んでみる、まずかったり硬すぎれば吐くような感じです。

サカマキガイの若い貝を口に入れることはできますが、硬くて食えません。

殻を割ってから皿に落としてやると、偶然それが口に入れば丸呑みし、殻だけ吐いて消化できます。サカマキガイは栄養があるようで、配合飼料より良く太ってくれます。

貝を減らす効果はなさげ。



サカマキガイなどを直接触った後はとくに必ず手を洗いましょう。もちろん飼育器具などを触った後も。

貝類にもカラムナリスは伝染するようで、2014年春のカラムナリス伝染事件でラムズホーンが沢山死にました。サカマキガイは比較的影響ない感じでしたが。

自然界では人間にも悪影響を与える病原菌を持っている貝がいるそうですし、人間の手にカラムナリス菌がついたままで魚や器具類を触るのは崩壊の第一歩。

よくアロワナに生餌を与えているとイカリ虫がついたりする話を聞きますし、新しく個体を購入したり外からエサを捕まえて水槽に入れる場合も要注意ですね。



まとめ
・配合飼料と赤虫などの生餌を混ぜて与えていると配合飼料にも餌付く

・配合飼料と底床など、その他のものはヒメツメには見わけられない

・餌付いているなら、配合飼料をスポイト等でまとめて皿に落としてやれば探すことは探す

・サカマキガイはそのままでは食べられないが、殻を砕いてやると食べられる

・サカマキガイでも太らせられる

・生餌は伝染病のもとになることがある



2014.11月末のカエルさん


























人工飼料だけでこれだけ大きくなると、スネールを生き餌として確保する必要は皆無…

残った餌の掃除をスネールがやってる状態ですが、ラムズホーンはとくに増えまくり、3ヶ月に一度ほど間引いてます。



2014.12


























はーいどちらさん?
あ、新聞は間に合ってます、はい。











水上の空気を飲み込むような動作をしています。






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