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食いそうで食わない?

98年からアクアリウムを始めました。熱帯魚と水草そしてエビとカエルとラムズのコミュニティタンク(混泳水槽)で試行錯誤した結果をブログ記事にしています。

醗酵式CO2でpHを下げる【安定レシピ】

pHメーターで計ったら7.5でした。
病気が出て塩を入れる前は6以下だったので随分環境が変ってしまいました。
そこで醗酵式CO2を半年ぶりに使ってpHを下げることにしました。CO2はpHが低いので添加するとpHが下がります。

やり方
2リットルのペットボトルに100gの砂糖とイースト菌をひと振り(胡椒を食品にふりかけるのと同程度以下)、ボトル内に水が6割分(泡が水槽に出ないように)になるようにいれます。塩、重曹なし。

イースト菌がうっすらかかった砂糖100gを深い皿に盛って、水で適当に薄めながらロウトを使ってボトルへ注ぎます。

ディフューザー(バブルチョイス)で空気と一緒に水槽内へ吸い出します。

キャップに穴を開けてエアチューブを挿し、エアチューブの反対側をバブルチョイスにつなぎます。外部フィルターの排水にバブルチョイスを取り付け。

これで外部フィルターの流量を使った吸引状態にできます。

キャップは緩めにして空気も入るようにします。

CO2発生量にかかわらず水槽内にボトル内の空気が気泡になって飼育水に混ざります。

さらにナチュラルフローパイプで水の勢いを落とし、ガラス面に向けています。


添加効率は十分、寿命は長い
これで小さめの気泡が水流に乗るので、空気も混せているのに添加効率は悪くないようで、気泡が出るし水草の成長が加速、大型化します。

500mlのボトルに入れるよりも水の量が多くて曝気されるから醗酵量が長期安定するという目論見。

500mlのレシピに比べて砂糖の量が同じなのも安定を重視したからです。砂糖だけ1/4の濃度。

イースト菌は重さが測れないほどうっすら一振りで十分で、このぐらい少なくしたほうが、作った直後の砂糖が多い段階で反応が強すぎる問題がおきにくいし、生物幕で詰まる危険も減るし、最初に泡だらけにする危険が防げます。


写真は塩で溶けた草とか浮いてて見にくいですが排水の様子です。

吸出し式だからペットボトルとキャップの耐圧が足りなくて添加できない事態がおこらないし、発生量が少なくなってきても添加し続けられます。

去年はこの方式でpH5.8まで下がっていたので、長期で見ればちょっとぐらい空気率が高くても全く問題ないです。CO2を添加しなかった時期はpH7以上だったから効果覿面。130リットルの水槽でもこれだけの効果があります。

無添加に比べて水草の成長が加速するし、葉も巨大化しすぎ、トリミングが大変なので、添加を半年やめていたぐらいですから。

それぐらい空気のCO2量はもともと少ないのでしょう。

Wikipediaによると大気のCO2は0.04%しかないから、ちょっとでもCO2の比率を上げるだけで効果が出てもおかしくないです。


成長が早くなりすぎたら添加を止める予定です。

半年前の添加中止の直前に作ったものは一ヶ月ぐらいもってました(そのときでもまだ泡が出ている状態)。

水が多い(砂糖が少ない)のと、キャップをゆるめているから空気が通ることにより、アルコールが抜けやすいしエアーストーンなどで普通に添加するのと違い、添加圧力がいらないので、少量のCO2発生でも添加し続けられるというわけで効果が長持ちするようです。

アルコール濃度が一定以上になると発酵が止まるからそこで発酵式の寿命になるので、アルコール濃度をいかに低い状態にしておくかがもっとも重要。

だから砂糖を多くしても長持ちしないどころか、むしろ砂糖は普通のレシピより少なくても差し支えないのです。

今回は2リットルボトルで作っていますが、普通に使われる500ccのボトルで、砂糖の量を1/4にしても寿命は普通の500ccのレシピ通りのものと比べて短くならないかもしれません。

欠点
バブルチョイスの水と空気の混合部分が詰まり、悪いときは3日で空気を吸い込まなくなります。
大丈夫なときは半年詰まらないことも。

2015年3月追記:砂糖水とボトルの口までの間が短いとイースト菌が吸い出されてバブルチョイスの部分でコロニーができて詰まるという結論です。つまり水は多いほうが発酵は長持ちするけど、ボトル6分目以上にしないほうがいいです。

より長持ちさせたければボトルを大きくしてから水を増やすことになります。

コスト
ランニングコストは10ヶ月で白砂糖 (1kg)使用するわけで、300円ぐらいかな??

初期投資はバブルチョイス+さくらペットさんの醗酵式専用キャップ代で2千円強使ってます。


まとめ
・2リットルのボトルに砂糖とイースト菌は500mlのレシピと同じ量(砂糖100gイースト1g弱)
・水を多くしてアルコール濃度の上昇を遅らせる
・ペットボトルは2lなどの大きめにして水位に余裕をもたせると詰まりにくくなる
・ディフューザーやバブルチョイスなどで水槽内へ吸い出すと発酵量が小さくても添加可能
・ボトルキャップをゆるめて空気と一緒に添加すると中毒になりにくい
・これでも長期で見ればpH低下効果が出るし、水草が大型化する

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