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ボララスなどの極小型な熱帯魚と赤系水草、そしてエビとドワーフザリガニとラムズのコミュニティタンク(混泳水槽)の記事になってます。 とくに、魚の病気の治療と予防、コケ防止(藻類の抑制)、赤系水草の色揚げを無理のない方法をさぐり実践!
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ではなくて、空気をまぜるディフューザーにストレーナーパーツをかぶせて水流を弱めている写真です。
わかりにくいかもしれませんが、写真のストレーナは外部フィルター2234(水槽サイズよりワンランク小さい)からの水流を弱めるために付けた抵抗用で、その根元にエーハイムディフューザーがあるんです。
ディフューザーの吸気口に、醗酵式CO2のチューブをつなげて添加、というか空気といっしょに混ぜています。
2リットルのペットボトルを袋にいれて壁にフックをつけてぶら下げてます。キャップは締めません。醗酵力が弱くなったときに逆流しないように、空気を混ぜるつもりで緩めています。
分量:
砂糖100g
水道水7割
塩0~1g(設置している玄関は低温だからで温暖な環境なら増やします) イースト菌1g(パラパラっと適当に)
つまり普通の重曹式と同じ量で水だけが多いだけです。
CO2は一ヶ月以上もちます(袋の中を確認すると小さな泡が出ている期間)。
理由1 水の量を増やした分で、アルコール濃度の上昇速度を緩和。
理由2 ディフューザーで空気とともに吸い出して添加するので、発生するCO2のガス圧を高めて押し出す必要がありません。
理由3 水槽に密着していないのと玄関なので低温
だから従来の方法よりもCO2発生量が少ないときでも水槽内に添加されます。
この二つの理由で長持ちしているというわけです。ただ、添加量が水槽内の泡で確認できないので、ボトル内の泡で確認する必要があります。
塩(または重曹)の量について。
冬場は蛍光灯の上にボトルを乗せて温度を上げている方も多いと思いますが、ライトがLEDなので乗せられないので、醗酵量を制限するための塩を入れないことにしています。(冬場は化学式DIYキットを使用することにしました。)
キャップは自作じゃなくて「さくらペット」さんで購入。150円でした。
水草の状態は、CO2を混ぜなかった頃より葉が大きくなり、ライトを強化してからは気泡も上がるようになりました。LEDスポットライト直下の葉から多く出ています。
逃げ易いといわれるCO2を、曝気と同時に添加してるのだから添加効率は悪いのかもしれませんが、CO2は混ざり易いともいわれてますので、CO2発生量がコントロールしにくい醗酵式ではバランスをとりやすい方法かもしれません。
空気を混ぜる必要性を念のために書きますと、生体の酸欠や二酸化炭素中毒を防止するためと、濾過細菌は酸欠になると硝酸塩を還元して亜硝酸に戻してしまうので、これも酸欠を防止する必要があるということです。
だからいいことずくめ、と言いたいところですが、流量低下すると出が悪くなったり、もしも排水口が詰まったら逆流しかねないなど、放置可能とは言えない部分もあります。
逆流事件発生
外部フィルターやクーラーを一年以上洗わず放置して流量が低下、何度再始動しても泡が出なくなったので、濾材などをゆすいでフィルターを再始動した時に、エアチューブからペットボトル内に噴出。
始動後、なんの音もせず、一見すると普通にみえましたが、なぜか泡と水流がありません。
よくよく水槽外をみるとエアチューブに水が詰まっているように見えたので、ペットボトルに目をやると、どんどん水かさが増していてビビリました。
ディフューザーを取り外してみると、排出口に黒ゴケのようなものが詰まっていました。流量が低下しても何ヶ月か放置していたので、透明なパーツの中にコケが生えて詰まってしまったのかもしれません。
追記:当時はなんだかわかりませんでしたが、エーハイム外部エココンフォート用のボール弁(逆流防止用でゴム製)が劣化で小さくなり、排出口に抜けてきたものが詰まったらしいです。二つ外部フィルターを直結していた頃に、メンテ後に一個が後についているクーラーから出てきました。残りの一つがこの逆流の犯人かと。発酵式のもやもやと絡んで黒ひげ藻だらけになった物体になっていたので気づかなかったのですが。怖い部品です。
この弁は使用しなくてもなんとか再始動はできるので現在はつけていません。また、関係ないですが外部フィルターの直結もお勧めしないです。酸欠からアンモニア臭が出るばかりで脱窒はしなかったので。かさばるものの並列の方が安心だと思いました。
外部フィルターのメンテした後は必ず動作確認をしたほうがいいと思います。
今後は化学式をメインにする予定なので、1年半使用したレポートとして残しておきます。